フロアコーティングといっても、いろいろな種類がありますが、フロアコーティング剤は二つに大きく分けることができます。一つは有機系のコーティング、そしてもう一つが無機系のコーティングです。有機系のコーティングの中に含まれるのは高濃度ウレタンコーティングやシリコン配光ウレタンコーティングなどです。無機系コーティングに含まれるのはイーピーコートとガラスコーティングになります。
有機系コーティングはウレタン素材を塗料として使っているものですが、有機系コーティングの場合は劣化し黄色く変色するという心配があります。配合の度合いがうまくいかないとそうなってしまいます。有機系コーティングの中ではウレタンハードコーティングが一番耐久性があります。しかしながら、ウレタンハードコーティングはそれ程普及はしてはいません。
なぜならば、このコーティング剤は施工の難しい素材だからです。また失敗したときには取り返しがつかないことも要因といえます。かなりの技術が必要な素材です。UVウレタンコーティングのにもデメリットがあります。
それは太陽の光に弱いということです。そのためにひび割れが起きてしまうということもあります。そうした事態を防ぐためには窓にUVカットフイルムを貼る必要があるでしょう。それに対し、無機系コーティングはそうではありません。
無機系コーティングはガラス素材を塗料としたもので、劣化や変色はありません。フロアコーティングとして優秀な素材と言えます。